今日は私が本を読むきっかけになった話をしたいと思います。
元々小学生〜中学生の頃まではいろいろな本を読んでいました。
中学生になって部活や受験勉強が忙しくなり、気がついたら読書をしなくなっていましたが。
私が今勤めている会社では「交通新聞」という新聞を取っています。
交通新聞の名の通り鉄道関連の記事が書かれていて、鉄道ニュースに全く興味がないわたしは最後のページだけさっと見ていたのですが、あるとき「古代史の旅」というコラムが目に入りました。
その時連載してた話は、
ヤマトタケルが浦賀の海を渡ろうとしたが海が荒れ狂っておりとても渡れる状況ではないとき、妻の弟橘比売が自らヤマトタケルのためにと生贄となり、浦賀に入水する。すると海は穏やかになり、ヤマトタケルは船で渡れるようになった。
…というお話でした。
当時私は古事記はおろかヤマトタケルについても中学の歴史で習うくらいしか知らなかったのですが、なんともドラマチックなお話しに引き込まれてしまいました。
それから古事記に興味を持ち、まず池澤夏樹さんが訳された「古事記」を読みました。
これがとても面白く読みやすく、寝る間も惜しんで読み、
池澤夏樹版以外にも古事記にはいろいろな訳があったり漫画があることも知り、一時は古事記ばかり読んでいました。
その結果本を読む面白さも思い出し、今に至ります。