塩騒のブログ

日記を書きます。あと読んだ本の感想とかも書きます。

その言葉も訳されれば本当の意味は伝わらない

滅多に歌詞のある音楽は聴かないが、ヒグチアイ「悪魔の子」は初めて聞いたとき(進撃の巨人のアニメ)に頭の中に刺さった感じがした。

 

フルで聴いたらなおよくて、特に「この言葉も訳されれば本当の意味は伝わらない」

の部分はたしかに〜!!と思った。

 

キリンに雷が落ちてどうする(品田遊)であったが、相田みつを氏の詩は海外でもよまれているらしく、

It's alright to make a mistake,we are human

(間違いを犯しても構わない、我々は人間だ)

になるらしい。

日本語だと

「つまずいたっていいじゃないかにんげんだもの

だ。受け取るイメージは全然違うし、英訳はかっこいいけどきっとあいだ氏が伝えたいニュアンスではない。

 

詩を飲みたいとき、名作とよばれる詩集は海外の翻訳も多いが、

その言葉も訳されれば本当の意味は伝わらないのだろうなと思う。

 

作者の感情がそのまま文字になるのが詩だと思う。